iPad · iPhone 2015年5月25日

Apple、iPadの2画面モードや大型モデル、マルチユーザー機能を開発中

ph

米メディアの報道によると、Appleは同社のタブレット端末「iPad」について、2画面を同時に表示できる「デュアルアプリモード」や、12インチの大型モデル、複数ユーザーが1台をそれぞれ異なる環境で利用できる「マルチユーザー・ログイン」などを開発しているという。このうちデュアルアプリモードは、6月に開催されるAppleの年次開発者会議で発表される可能性がある。12インチiPadやマルチユーザー機能については、それより後の登場になりそうだという。米9to5Macが現地時間2015年5月21日付の記事で伝えた。

これによると、Appleは当初デュアルアプリモードを現行の「iOS 8」に搭載する計画だった。だが同社は、昨年の開発者会議に至るまでの間にこの機能が十分な品質水準に達していないと判断。同年9月公開のiOS 8.0から外すことを決め、10月公開のiOS 8.1に搭載するという暫定的な目標を立てた。しかしその後同社は、エンジニアの仕事をiPhone 6や同6 Plus、Apple Watchの開発に振り分け、この機能の搭載を見送った。

関係筋の話によると、iPadのデュアルアプリモードでは、異なる2つのアプリの画面を横に並べたり、1つのアプリの複数画面を同時に表示したりすることができる。この機能は「iOS 9」に導入される見通しだが、Appleの幹部がiOS 9の最初のベータ版に搭載するほかの機能と同水準に達していないと判断する可能性もあり、その場合は今年6月の開発者会議では発表されないと、9to5Macは伝えている(関連記事:Apple、「WWDC」を6月8~12日開催、新音楽サービス発表はあるか?)。

また9to5Macは、デュアルアプリモードはそもそも12インチiPadの市場投入を踏まえて開発が始まったとも伝えている。「iPad Pro」という通称で報じられているこの大型iPadは、Appleの社内で「J98」や「J99」のコードネームで呼ばれている。現在は、ソフトウエア開発やハードウエア部品の準備を進めている段階であり、Appleはその発売日を決めていないという。同社は大画面に合わせ、ソフトウエアをさらに改良しようと考えているほか、音声アシスタント機能「Siri」や「通知センター」など中心的な機能のデザイン変更も検討していると9to5Macは伝えている。

一方、情報筋によるとマルチユーザー・ログイン機能は今年の開発者会議では発表されないもよう。これにより今秋リリースされるiOS 9.0には搭載されない公算が大きくなったと9to5Macは伝えている。ただ、Appleの幹部はこの機能を法人/教育市場の顧客にとって重要なものと考えており、開発はiOS 9と同時に進められている。このマルチユーザー機能は、iOS 9.1や同9.2のリリースと同時期、あるいはiPad Proの発売と同時期に公開される可能性があると、9to5Macは伝えている。




【広告・スポンサー】


Comments are closed.